「中国人 もうガイアナに 抜かれてる」
日本3万9803
ガイアナ1万8990
中国1万2500
ロシア1万2195
フィリピン3460
インド2389 ← 2万ではなく2千です
ガイアナは、南米の国です
・中南米で唯一のイギリスの元植民地、インド系が多く、英語が公用語
・資源国(原油、金、宝石、アルミニウムなど)
・経済成長率は、統計により多少のばらつきがあるものの、2020年43%、2021年20%、2022年62%、2023年37%(予想)となっています
日本とガイアナの関係は薄い
ガイアナ在住の日本人は僅か6人、日本人観光客は年間200人前後、日本大使館や領事館もなく、在トリニダード・トバゴ日本大使館がガイアナ大使館を兼務しています*1
日本人がガイアナ発展に関わるのは、エクソン株式などの間接的な方法になります
原油増産に邁進する新たな産油国ガイアナ|JOGMEC石油・天然ガス資源情報ウェブサイト
治安の悪さ・汚職・レッドチーム入りの可能性などのリスクがあるので、日本人の手には負えないのです
ガイアナの経済成長率の推移 - 世界経済のネタ帳 (ecodb.net)
10年くらい前から
「中国の次はインドだ」
という与太話があります
ごく例外的ではあるのですが、このような与太話を信じ、インド地方政府による補助金にひかれ、インド工場を建設する、日本の製造業もあります
しかし、ジェトロでさえ、ここで商売を成功させるのは難しいとにおわせているのです
つまるところ、グローバル基準での経済成長など、インドにとってはどうでもいい
インドの価値は深いところにあり、ゼニカネ目当てならば他の投資先があります
主に南インド、ヴィーナ
主に北インド、サーランギ
私は、インド文明や伝統のすばらしさに驚嘆しつつも、西側の物差しを使った経済成長については悲観的です
・一人当たりGDPが、いまだに世界150位あたり(198か国中)(2390ドル)
伸びしろというなら、とっくの昔に伸びているはず
・平均余命も、世界140~150位あたり
・2023年の経済成長は、コロナ放置主義によるマイナス成長からのリバウンド
・インドは2030年までに東ドイツを抜き世界第4位の経済大国になるでしょうが、その原因は東ドイツの衰退
・インドからは知的労働者が流出し、インド周辺国からの出稼労働者が大量流入
・混乱の中、カナダでの宗教的指導者の殺害事件にまで発展
カナダとインド、シーク教指導者殺害巡り対立-米国には試練 - Bloomberg
・英語圏ではあるがアクセントが強すぎ、ボストン訛り並みに解読困難
・商習慣と生活習慣が独特で、容易にアメリカナイズされない
・レッドチーム入り
How the BRICS are ending the dollar's global domination (nypost.com)
インドの経済成長率の推移 - 世界経済のネタ帳 (ecodb.net)
*1:在トリニダード・トバゴ日本大使館は、周辺9か国を兼務しています