夏明けの教室 ド・モルガンのごとく
(解説)
夏休み明けの教室って、なんかクラスメートがベン図みたいに分かれてたなぁ
数日したら普通に混ざるんだけど
という、若かりし日の思い出をもとにした俳句
夏明け:秋の季語
季語はないが記号があるのが数学 ー というつまらない話は置いておいて
「ド・モルガン」
数学の集合での、ド・モルガンの法則で有名な、イギリス人数学者
フルネームは、オーガスタス・ド・モルガン(Augustus de Morgan、1806年6月27日 - 1871年3月18日)
生まれはインド(父が東インド会社勤務)ですが、1歳のときに両親と一緒にイギリスに帰国しました
1822年、16歳の若さでケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに入学
当時のオックスフォード大学とケンブリッジ大学は、学者に対して神学的試験を課しユダヤ人や反体制派に対して門戸を閉ざしていました
これに反発したリベラルリストらによってロンドン大学の創始運動が始まり、ド・モルガンも参加しました
1828年(21~22歳ころ)から、ロンドン大学の教授として教鞭をとりました ー バケモノ級の天才です
あと、モルガンという名字から、J.P.モルガンなどの金融コングロマリットのモルガン家と親戚関係があるかもしれない、と思いました(違うかもしれません)
ド・モルガンの名言
・数学的創造の原動力は、思考力ではなく想像力である
・幾何学とは、空間と数が持つわかりきった、したがって間違いのない特徴に対して、厳密な論理を応用することである