1950~60年代のクラシック界のジェームズ・ディーンことグレン・グールドさん(1932・9・24~1982・10・4)
池田長発さんもそうでしたが、グレン・グールドさんのときも、なぜか偶然に命日に急に存在に気付いて調査開始でした
テレビ番組
おおむね冒頭のあたりで感染症を恐れて握手をしないという潔癖症さを録画しつつも、スタッフルームでは足を机に乗せてリラックスしながら譜面を読んでいる姿もとらえています
さらに、7:12で発見したのが、グールドさんが使われているバッハの譜面、edition peters (Klavierauszug)
8:16の奥に見える、もう1冊のほうは、残念ながら不明です
なくなる前年(1981年)の演奏
私が譜面集めに凝り始めて初めて買った譜面は、ブゾーニ版です
譜面の注釈がドイツ語だけではしんどい、英語訳は最低限ほしい、こちらは更に日本語もあり、しかもライセンス版で入手しやすいので選びました
この日本語訳が、期待以上に素晴らしかったです
このまま弾くわけではないのですが、大いに参考になりました
その1週間後にヘンレ原典版を購入、こちらはドイツ語&英語翻訳です
いまはこちらをメインで使っています
素人なりに、和声分析等の書き込みをした譜面です
さすがにピアノを始めて10か月くらいのときのことで、間違いも混入しまくっているだろうということで、原本ではなくコピーを取って書き込みました
先日、耳コピでグールドさんのスタイルを真似したところ、素人なりにパーツは理解できるのですが、通しでは難しすぎました
椅子の高さをまねして低くすると、フォルテがてんで出ません
グールドさん自身も、彼の弾き方だと真のフォルテが出ないことだけが難点、と言っていましたが、彼のいう「真のフォルテ」って、どんなものだったのでしょうね・・・?
こちらの動画、一部はon the recordやoff the recordなどと重複します
彼は、キャリアの途中で突然にコンサートでの演奏をやめ、録音録画のみとしました
その理由は、彼のミスを待ち受ける揚げ足取り好きのオーディエンスに付き合うのがバカバカしくなったから、と言われています
そのおかげでグールドさんについては多くのテレビ番組やラジオ番組が作られ、今でもストリーミングなどを通して音楽愛好家を楽しませてくれています
グレン・グールドさんと日本(音声のみ)
日本映画で「砂の女」the woman in the duneという不思議なストーリーのものがありますが、グールドさんのお気に入りだったそうです
また、短歌や俳句も書いていたそうです
グールドの魅力を、坂本龍一が独自の視点で解き明かした名シリーズをまとめた完全盤!『グレン・グールド 坂本龍一セレクション [完全盤]』(4枚組) - TOWER RECORDS ONLINE
ただ、私、10年位前に、アマゾンでソニーの新譜のCD買ったのですが(クリスティン・チェノウェス)、何とCCCDで、コンポ破壊されました(# ゚Д゚)
これに懲りて、ソニーのCDは二度と買わないつもりです
2000年~2010年代前半ころ「CDが売れない時代になった」なんていう嘆き節が音楽業界から聞こえてきたこともありましたが、コンポ壊しまくってたら売れるものも売れなくなります(苦笑)