主題「苦情役人の良薬です」
著者 市川正三
副題「公務員が一番ラクしているかと思ったらそうでもねえなぁ……」
さきたま出版 定価800円プラス税、2017年1月5日発行
数ページ読んだところで、筆者の実直な人柄に引き込まれました。
自然保護を訴える住民のでたらめな苦情、手のひら返し、さらなるどんでん返し・・・
主題「苦情役人の良薬です」
著者 市川正三
副題「公務員が一番ラクしているかと思ったらそうでもねえなぁ……」
さきたま出版 定価800円プラス税、2017年1月5日発行
数ページ読んだところで、筆者の実直な人柄に引き込まれました。
自然保護を訴える住民のでたらめな苦情、手のひら返し、さらなるどんでん返し・・・
法学部の学生レベルのことですが・・・
犯罪の立証責任は検察側にあるというのが法律の建て付けです
なのに、弁護人側で立証せよと堂々と言ってしまう法務大臣しかも弁護士って、ないわぁ・・・
この方、もともと、かなりずれています
留学で100万円を弁護士会からもらったことなどは、その一例です
食うや食わずで年額40万~100万ほどの会費を払う会員は、全弁護士の約3分の1もいます*1
ひるがえって、森議員自身が書いたレポートによれば、留学先では「家賃だけで月30万円」*2、ところが語学力が足りず、一回目の留学はあまり役に立たなかったそうです*3*4
https://www.nichibenren.or.jp/activity/international/member/studyabroad/nyu.html
ゆうたら、道楽貴族が自分の意志でご遊学なされたのに、小作人に対して強制的にその費用の一部を負担させるようなものです
というか、これ、根本的に、自力ではアドミッションを通らない(英語力または大学のGPAが低いため)弁護士が、国会議員なり日弁連の役員なりになるときの経歴の箔付け(客員研究員とかなんとか適当な肩書)のためにする留学でしょう
バカバカしい
こういう「強きを助け弱きをくじく」みたいなことを日弁連が意図的にやっている
いくら委員会で反対意見を出しても、なかったことにされて、続いていく
実際のところ、一部の既得権益サークルがゴルフ場で物事を決めていて、委員会は手続きを経たという正当化・言い訳のために利用されているのだから、仕方ありません
こんなことでは、弁護士をやめる余裕とまともな判断能力のある会員から、現状に幻滅して、ばらばらと辞めていくのは、当たり前です
私も、遠からず、これに続きます
*1:廃業するにも費用が掛かり、また会費滞納を解消しない限り本人の申し出では弁護士を辞められないので、一度貧困に陥った弁護士は延々と自転車操業を続けることになる
どのくらい異常事態かというと、国税庁統計によると、所得階層で最も多いのが赤字、次が年70万円以下、両方を合わせると全弁護士の3割程度というくらいです
*2:1年間働かず、学生という身分で、こんな高額な家賃を自腹で払えるほど、森さんはお金持ちということです
*3:日弁連枠ではトフルなどのスコアは必要なく、ロースクールランキングで下位や圏外にしか行けないので、多くの体験談が似たりよったり
*4:留学について知らない人は「研究員?すげえ」となるので、本人の箔付けとしてのみ役に立ちますが、そんなバカげた個人の見栄っ張りのために会費を使うなと言いたい
検察官側の記者会見で、ゴーン氏の身柄拘束中、弁護団は、日曜日には接見に行っていなかった、ということが判明しました。平日も毎日ではなく、「ほぼ」毎日です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000145-kyodonews-soci
>斎藤氏によると、身体を拘束された計約130日のうち、取り調べは70日余り行われた。弁護士の接見は日曜日以外ほぼ毎日あり、計120回以上に上ったとしている。
これが本当ならば、
「私選の弁護団で交代制にもできたという恵まれた環境でも、否認事件でも、日曜日はお休み。平日も、必ずしも毎日接見に行かなくてもいい。」
という、驚愕のメッセージになります。
今まで、国選弁護人一人で責任感を持って平日はもちろん土日祝日も毎日つぶしていた接見に通っていたのは正直者が馬鹿を見るという状態だった、〇〇ゼミで「アホか!」と強烈な人格否定をされながらたたき込まれたことは何だったのか、あれを真に受けて実践したせいで今や心身をすり減らしてボロボロだよ(あるいは、すでにボロボロになって登録を抹消したよ)と、呆然自失する(元)弁護士が続出するのも、不思議ではありません。
おそらく、法テラス登録の弁護士は、漸減していくことでしょう
平成30年版 犯罪白書 第4編/第7章/第2節/2
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/65/nfm/n65_2_4_7_2_2.html
4-7-2-3図 刑事施設の年末収容人員・収容率の推移(女性)
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/65/nfm/images/full/h4-7-2-04.jpg
刑事施設の収容者数のうち、90.2%が男性、9.8%が女性。
したがって、一般論として、日本人女性の順法精神は、極めて高いのです。
つまり、日本の治安の良さは、日本人女性の人間力が、大きく寄与しています。