全国各地に多くの公立図書館があり、無料で利用できます
万が一、延滞しても、延滞料がかからない
また、日本の学校にも、必ず図書室があります
すごいことです
話は変わるのですが、日本の義務教育(公立校)では、教科書は無償です
ところが、教科書無償の国は、アジアの一部(日本、韓国、中国など)に限られます
世界的には、貸与(アメリカ、フィリピン、中南米諸国、イギリス・フランス・オランダ・ドイツなど欧州諸国)が圧倒的に多い
アジア地域でも、有料の国(シンガポール、台湾など)もあります
ちなみに、フィリピンの方に伺ったところ、公立校では、子供たちは年度末に教科書の書き込みを消しゴムで消して学校に返します
翌年度の子たちは、その古い教科書を借ります
問題は、翌年だけでなく、翌々年、さらに翌年・・・と、使われ続けることです
そのため、20年以上前に滅びた国名・ソ連が、アメリカの学校で使われている教科書に載っていることもあります
これでは、有料で最新版の教科書を使う私立校とは、教育のレベルが激しく違います
そして、紙の教科さえレンタルという公教育の予算のしょぼさでは、デジタル教科書なんて、とても無理です
図書室にお金をかけることだってできないので、アメリカなどでは図書室のない学校のほうが多いのです
「日本の教育予算は少ない!図書館が充実していない!海外は充実している!」
というリベラルの方がたまにいらっしゃるようですが、ツチノコみたいな話でしょう