古事記によれば、自然に神の世が始まり、いつの間にやら神の世が人の世になりました
そして、史実としての天皇の地位の承継もファジーだったため、天皇制は西暦600年代後半から1889年まで約1200年間も続きました
ところが、1889年(明治22年)の大日本帝国と旧皇室典範は、中国式の「男子承継」&「血は水より濃い」方式を導入してしまいました
(中国)
直系の息子による承継が原則、例外的に男性親族
清朝では10代まで直系の息子、11代と12代が遠縁の男子で終わり
(もののあはれ)
これといった法則性なし(万世一系は大ウソ)
第一章 皇位継承 第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。
第二章 皇族 第九条 天皇及び皇族は、養子をすることができない。
この柔軟性を欠いた非日本的な規定により、明治から数えて5代目から6代目への横滑りを入れても7代で終了がほぼ確定してしまいました
・・・
さらに、天皇家のあり様が、日本国民にまで浸透したのは、残念でした
・ジェンダーバイアス・157国中120位
・CIAの算出した出生率・228国中224位(その下は、アンドラ公国、韓国、モナコ、フランス領サンピエールミクロン島)
Birth rate - The World Factbook (cia.gov)
・潜在的な里親候補者は100万世帯!なぜ、里親・養子縁組制度が日本に普及しないのか? | 日本財団 (nippon-foundation.or.jp)
お話変わって、数年前、女性週刊誌などで書き立てられていたのが、悠仁さんのお受験問題
しかし、ちょっと考えれば、ガセネタとわかることでした
1 悠仁さんは、いずれ国際的な縁故枠でオックスフォードなど世界の名門校の大学院に留学しますから、日本の大学はどうでもよさそう
2 悠仁さんは日本の格差社会の頂点で、就活もなく、国内の学歴は不要
3 難関校の中学受験には、狂気の教育虐待が必要条件
悠仁さんみたいな素直でゆったりした子が、教育虐待を受けているはずがない
ここは国公立中学の中でも特に男子の合格最低点が低い(市進80%偏差値で男子45女子66)(四谷大塚50%偏差値で男子45女子62)
つまり、男子はそれほど頑張って勉強しなくても入学できる
ゆえに悠仁さんは縁故で入っても落ちこぼれない
しかも良家のお子さんたちに囲まれてゆるゆると生活できる
おいしい環境です、悠仁さんにとっては
なお、中学・高校入学時偏差値の高かった女子も、同偏差値帯の女子高・共学校と比べて進学実績が・・・普通の公立校と同じように学力に開きがあるので、よほど親が警戒して塾などに通わせない限り、日常的にできる子ができない子に足を引っ張られる形になりますよね(;゚Д゚)
国立中学では男子の合格最低点が低くなりがちですが(例えば、共学の筑波大学附属では四谷大塚80%偏差値で女子70、男子66)さすがにこの学校は極端すぎます
そして、筑駒が男子校ですからバーターでこちらも女子高にするか、せめて成績順に合格させるのがまともな判断です(ほかの国立中学が女子を差別するのもおかしい)
別の側面から見ると、お茶の水附属中は日本の男女の教育差別のゆがみが端的に表れていて、だからこそ今の天皇制と親和性があり、悠仁さんにおあつらえ向きなのかしら🤔
なお
・中高で女子の教育環境を男子並みとし
・大学入学者が男女で半々になったところで
・お茶の水女子大を共学化する
という順序をとっていくのが、日本の教育正常化ルートとしていろいろある考え方の中の一つ